「仲睦まじい家庭を築く」
今月の書写の言葉
仲睦まじい家庭を築く
幸福は、自分が暮らす家庭で平和を実現することにより得られます。真なる父母と真なる夫婦、そして真なる子女が平和な家庭を築くなら、幸福は自然に訪れます。仲睦まじい家庭を築くには、父母と子女、孫が心を一つにしなければなりません。
その家にいくら難しい出来事が起こったとしても、父母が子女を愛する心、祖父母が孫を愛する心は変わってはいけません。孫は祖父母を尊敬し、愛さなければなりません。このようにして、三代が一つ屋根の下で共に暮らす家庭が、一番幸せなのです。
父母が子女のためにしたのと同じように、子女が親にすることができれば、その子供は本物の孝子です。忠臣になる前にまず孝子となり、兄弟姉妹も愛さなければなりません。
また、男性も女性も、結婚するまでは真なる孝子、孝女にはなれません。結婚して夫婦となり、親に自分の子供を見せてあげてこそ、真の孝子、孝女と言えるのです。
家庭は、世の中で一番大切で、幸福な場所です。父母がいるからうれしく、兄弟姉妹がいるから温もりを感じるところです。
(『平和の母』276ページ)