「奉仕と分かち合いで平和の夢を実現」
私が最も重点を置いているのが、青年の人材を育て、奉仕と分かち合いを通して、平和の夢を実現していくことです。・・・教育が人をつくり、人が未来をつくるという真理は、決して変わりません。知恵と徳を兼ね備えた人材を育て上げるというのは、地球の明るい未来のために絶対に必要なことです。私は夢とビジョンを持った世界の青少年に毎年奨学金を支援し、彼らを未来の指導者として育てています。
このような事業をするには、自分自身のことを忘れてしまわなければなりせん。自分ではなく、他の人のことをまず考えるようになるとき、真の人生が始まります。持てるものすべてを与えても惜しくないという心で、隣人のために献身的に尽くさなければなりません。そうするとき、真の喜びが訪れるのです。その喜びすら忘れてしまえた時、神様が私たちの元に訪ねてこられるのです。
(『平和の母』245ページ)