「真なる愛は与えまた与えてもなお与えたい心です」

真なる愛は、与え、また与えても、なお与えたい心です。真なる愛は、愛を与えたということさえも忘れ、さらにまた与える愛です。私は生涯、そのような愛に酔って生きてきました。愛以外には、他のどのようなものも望んだことはなく、貧しい隣人たちと愛を分かち合うことにすべてを捧げてきました。愛の道が難しくて涙があふれ、くじけそうになっても、人類に向けた愛に捧げたその心は幸福でした。

今も私の中には、いまだすべて与えきれない愛だけが満ちています。(文鮮明師『平和を愛する世界人として』新訳6ページ)

 

愛の本質とは何でしょうか。愛の本質とは、人に何かをしてもらおうとする思いを捨てて、人のために、全体のために先に与えて、為に生きることです。与えても、与えたという事実そのものを忘れてしまい、絶えず与えるのが愛です。それは、喜んで与える愛です。母親が子供を胸に抱いてお乳を与えるときに感じる喜びの心情がまさにそれです。(文鮮明師『平和を愛する世界人として』新訳235ページ)

 

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