『ために生きる生活で平和の世界を創建しよう !』
平和経 16
① 平和理想は、歴史を通じて万人の願いでしたが、人類は、ただの一度も恒久平和を実現することができませんでした。それは、今まで人類が共有できる絶対価値観を立てることが出来ず、無知と混沌、分裂と闘争の中で生きてきたからです。変化し、葛藤する人間自体の中から、絶対価値観が出てくることはありません。絶対者、造物主、神様にその根源を置かざるを得ないのです。
②愛の本体であられる神様は、御自身の絶対愛の対象として人間を創造されました。愛の主人や主体の位置は、一人で成し遂げられるものではなく、相対を通して成立するのです。私たちが相対や隣人のために生きなければならない根本原理がここにあります。この愛の絶対価値観は、いかなる政治理念や経済原理よりも上位にあり、時代を超越する天理です。
③ 宇宙を造られた神様、法度を立てられた神様とはどのような方でしょうか。宇宙を通じて誰よりもために生きる代表的な位置に立った方です。ですから、その方に出会おうと思えば、ために生きなければならないのです。
④ 神様は、自己本位の独裁者ではありません。神様は、人間のために投入されました。ですから人間の本心は、千年、万年、神様に従って行こうとします。ために生きる天理のもとにある宇宙の存在世界の前で、他のために存在することが自らの存在位置を定めることになるのです。
⑤ 「私」が人を屈服させる方法は、闘って勝とうとするのではなく、その人の為に「私」が父母、師、主人の立場で先に考えてあげることです。そのような道は「私」が勝つ道です。
マルコによる福音書12章30節
心をつくし、精神をつくし、思いをつくし、力をつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。
第二はこれである、『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』。これより大事ないましめは、ほかにない」。
孔子の教訓 「孔子と顔回」
➀千年古樹莫存身
②殺人不明勿動手