『基元節と天一国安着』
平和経 9.神様の祖国光復
①私は16歳のとき、復活節の夜明けにイエス様に出会い、神様のみ旨を成就するため、神様解放のための天意の道を出発しました。これまでの80有余年の生涯を、あらゆる無理解と迫害を受けながらも屈せず、真の理想家庭を基盤とした平和世界の具現に全力を尽くしてきました。
②「神様の王権即位式」は、天と地のすべての人たちが真の家庭と国をもち、祝福を受けて、一つの血族、血統が一つになった単一民族を形成した基台の上に、初めてその式を行うことが出来るのです。
③皆様。人間にとって最も大切な愛、生命、血統の中で、何が最も貴いでしょうか。多くの人たちは愛が最も尊いと言います。しかし、愛と生命がどんなに貴いと言っても、それは、横的で、一代だけで終わってしまいます。しかし、血統は縦的であり、代を継いで、永遠に相続されるのです。ですから、血統が最も尊いのです。
④今日、この新千年紀の時代にするべきこととは何でしょうか。これまで神様も解放されず、真の父母様も解放されなかったのですが、これからは神様の王権定着のもとに解放された天地父母と子女になったので、恐れてはいけません。
⑤天国の憲法第一条が何かと言えば血統を汚してはならない。きれいに保って、純潔な血統を永遠に守りなさいということです。第二は、人権を蹂躙してはならない。第三は、公金を略取してはならないということです。皆様が天国の王権を維持して、王権の前に民となり、父母となり、妻子となり、兄弟となるためにはこれが絶対必要です。
⑥神様の王権時代を迎えて、私たちはみな、神様を中心として南北統一を成し遂げ、超国家的に神様の心情文化世界を共に創建する人になり、神様の故郷と神様の祖国光複を成就しましょう。神様の祝福が皆様の国と家庭にいつも共にあることを祈ります。
真の父母経 P.1496
「基元節」は、新しい歴史が始まる日であり、起源となる日です。人類歴史以来、必ずなければならず、来なければならない日です。聖書には、6日間創造し、7日目に安息されたと記録されています。しかし、「基元節」を13日に設定したというのは、神様が13日という期間を経て天地を創造し、13日目に神様の夢が成就される日として立てられたと考えることができます。神様王権即位式以来13年ぶりのことです。
ヨハネ黙示録21章1節
わたしはまた、新しい天と新しい地を見た。最初の天と最初の地は去って行き、もはや海もなくなった。
真の父母経 P.1589
私(お母様)の人生は海のようです。海は、空を抱くことができる十分な懐があり、空と一つになって空の色と似ています。一番低い所で世の中のすべての水を受け入れます。海はすべてを抱き、すべての生命を宿します。海の中には、あらゆる生命体が棲んでいて、恵み豊かに育てられます。月の引力に応じて潮の満ち引きの差をつくり、節気を変えます。日ざしに呼応して水蒸気をつくり、気候を調節します。静かな海は、表向きは平穏です。しかし、深い所では、大洋を動かす巨大な水流が滔々と流れています。一度荒波がおきると、津波のようにすべてをのみ込んでしまったりもします。人々は深い海の中の渦巻きを見ることができません。天の摂理はもちろん、私の生涯もこのように展開されてきました。台風のように吹きつける摂理の中心で、私だけが知っている、語ることのできない事情が沢山あるのです。私は、その渦巻きに巻き込まれることなく、乗り越えながら勝利し、蕩減復帰摂理歴史を、お父様と共に終わらせることができたのです。