『天一国時代の救援摂理』

創世記2章7節
 神である主は、土地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。そこで人は生きたものとなった。

創世記3章22節~ 
 主なる神は言われた。「人は我々の一人のように、善悪を知る者となった。今は、手を伸ばして命の木からも取って食べ、永遠に生きる者となるおそれがある。」主なる神は、彼をエデンの園から追い出し、彼に、自分がそこから取られた土を耕させることにされた。こうしてアダムを追放し、命の木に至る道を守るために、エデンの園の東にケルビムと、きらめく剣の炎を置かれた。

原理講論 緒論 P.275
 復帰摂理とは、堕落した人間に創造目的を完成せしめるために、彼らを創造本然の人間に復帰していく神の摂理をいうのである。人間は長成期の完成級において堕落し、サタンの主管下におかれるようになってしまった。したがって、このような人間を復帰するためには、まず、サタンを分立する摂理をなさらなくてはならないのである。この原罪は、人間が、その真の父母として来られるメシヤによって重生されるのでなければ、取り除くことはできないのである。堕落した人間はサタン分立の路程を通して、アダムとエバが成長した基準、すなわち、長成期の完成級まで復帰した型を備えた基台の上でメシヤを迎え、重生することによって、アダムとエバの堕落以前の立場を復帰したのち、メシヤに従って更に成長し、そこで初めて創造目的を完成することができるのである。

ローマ人への手紙 3章28節 ~
 わたしたちは、人が義とされるのは律法の行いによるのではなく、信仰によると考えるからです。それとも、神はユダヤ人だけの神でしょうか。異邦人の神でもないのですか。そうです。異邦人の神でもあります。実に、神は唯一だからです。

天聖經 P. 1277
 新しく迎えた新千年は、六千年間の救援摂理が完成し、創造理想を中心とした本然の天の国が建設される時です。旧約と新約が成し遂げられる、成約の時代だというのです。二度と涙がなく、死亡がなく、哀痛する声が聞こえない、新しい天と新しい地を意味します。水晶のように透き通った生命水を代価なく分かち合う、条件のない真の愛の時代のことを意味するのです。霊界と地上が一つに通じ、天上と地上に神様の国が成し遂げられる時代です。生きていらっしゃる神様の直接主管と、復帰された長子権、父母権、王権を通して、全体、全般、全権、全能の新しい時代が開かれる時なのです。

お母様の自叙伝 P.188
 私たちの統一文化の特色を一言で表現するならば、「孝情を根幹とする心情文化」です。「孝情」とは、天の父母である神様に向けた私たちの精誠と愛であり、「心情」とは、愛の根本、すなわち愛が湧き上がる泉です。

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