『祖国統一!』

天聖經 P.1447 韓民族の使命
 韓民族は、昔から神様を先祖の中の最高の、最上の先祖としてあがめ敬って生きてきた天孫民族です。ただお一人であられる万人の先祖、その方を「一人のお方」、すなわち「ハナニム」と呼び、主人「夜と昼の創造主」として、侍ってきたのであり、したがって、すべての数の根源も「ハナ(一)、トゥル(二)から始まったのです。このような「ハナニム」を原初の先祖として侍ってきた民族なので、韓民族の精神と伝統の中には、共生、共栄、共義の精神を越えた霊人体として生き、存続してきたのです。5000年を超える歴史を守ってきながらも、他の国や民族を侵略したり、略奪したりしない「弘益人間」の血脈が通っている選民です。さらに韓国の歴史の中には、人間の人生の根本徳目となる孝と忠と烈の魂が息づいています。
 神様は、数千年間、静かに韓民族を育て、準備させてきました。2000年前、ご自身のひとり子、イエス・キリストをこの地に送られ、彼を通して人類を再び救援しようとされた歴史を皆様もよく御存じでしょう。しかし、あまりにも悲惨な結果に終わってしまいました。イエス様をメシヤとして受け入れ、絶対信仰と絶対愛、絶対服従の道を行かなければならなかったユダヤ教の指導者たちとイスラエル民族が、かえって彼を十字架の道に追いやってしまったのです。イエス様は「すべて終わった」という霊的救援の一言を静かに残して忽然と逝かれました。イエス様の再臨は、悲しくも2000年間の準備を経ってついにはるか遠いこの韓半島で実を結ぶようになったのです。

平和の母 P.235~  朝鮮戦争(1950.6.25)の摂理的意味
 1950年6月25日未明、北朝鮮の人民軍は「暴風」という攻撃命令のもと、韓国を侵略しました。ソ連の支援を受け、韓国を赤化するという野心を持って起こした行動です。直ちに国連軍が結成され、16か国の兵士たちが民主主義を守るため、韓半島に駆け付けました。その時代、韓国はその名前すら知られていない、小さく貧しい国でした。国連は「コリア」がどこにあるのか、どのような国なのかも知らないまま、自由と平和を守るために駆け付け、命を懸けて戦ったのです。
 私の夫は、死の強制労働収容所と呼ばれていた興南監獄に収監され、重労働を強いられていましたが、国連軍の参戦により、自由の身になりました。国連軍が、韓半島にいる平和の父・独り子と平和の母・独り娘を生かすために、力を合わせたのです。私達夫婦は、神様のみ意によって生き延びることができました。
 韓半島を南と北に分けた怨恨痛哭の分断線は、表面的には地理的、血縁的な分断線ですが、実は神様が存在するかしないかをめぐって、有神論と無神論が熾烈に対峙してきた思想と価値観の分断線なのです。
 これまで文総裁と私は、分断の原因である冷戦を終わらせ、南北を一つにするために、人間の限界を超える精誠と努力を重ねてきました。
 特に冷戦をこの地球から永遠に追放するための運動に、私たちは、身を投じました。1968年から世界各地で勝共運動を始めて、共産主義の正体を暴き、1990年にゴルバチョフ大統領を説得して、ついには共産主義の帝国を崩壊させるに至りました。1991年には、金日成主席に会い、凍りついた南北関係の緊張を暖和させ、統一のための交流の糸口をつくりました。それにとどまらず、韓半島の統一に向けて国際社会が積極的に協力できるよう、193カ国に平和団体をつくりました。「ワシントン・タイムズ」のような世界的な新聞社も設立し、北朝鮮の核問題の解決と韓半島の緊張暖和に大きく寄与しました。

天聖經 P.1452
 既に真の父母様を中心として世界が回っています。歴史的な怨讐だった韓国と日本、日本とアメリカ、アメリカとロシアのような国々も、ルーシェルから受けた堕落の血統を根絶して新しい天の血統を伝授されるために、交差祝福結婚に国家的な次元で参加するようになるでしょう。私が満天下に宣布して準備中である日韓海底トンネル・プロジェクトとベーリング海峡トンネル事業も、世界的な次元で宗教人たちが先頭に立ち、解放された神様をお迎えして完成するでしょう

平和統一連合・Federation for Peace and Unification (FPU)の設立目的と活動
 新日本家庭連合が海外同胞と日本民族を連携して韓半島の統一と世界平和のために設立した団体であります。正式な名称は“平和統一聯合”でり、英語ではFederation for Peace and Unification であり、簡単には“FPU”、“平統“、“平統連”と呼びます。2004年7月4日、東京で真の父母様を迎えての設立行事を行いました。会場は総連系と民団系在日韓国人で構成され、2022年現在1万名の会員を確保して活動しています。平和統一聯合は歴史の被害者である在日同胞が環太平洋時代の主人公になり、国際ハイウェイと日韓海底トンネルを実現のために多様な活動が出来るよう支援しています。海外同胞と日本民族を世界的に連合して韓半島の統一と世界平和のために平和統一運動を展開することを設立の目的とします。
 平和統一聯合は2004年から2005年の間、3回に渡って“総心情同族圏平和統一大会”、“在日同胞故国訪問”及び“在日同胞草の根探す運動”を行いました。真のお父様の聖和1周年には“平和統一祈願自転車国土縦走2013”を企画し、日本と韓国が一つになる条件を建てました。

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