『祝福と永生』

平和経第4編6
四千万双祝福勝利歓迎及びみ言訓読大会 1998年1月23日
① 家庭が壊れつつある。なぜか!
世界人類は、末世期に生きています。今、世の中の家庭が壊れつつあり、父親と母親、そして子女たちが怨讐の関係になっています。なぜそのようなことが起こるのでしょうか。真の愛がないからです。一番重要なことは永生の問題が分からないからです。霊界があるか、ないかということを知らずにいるのです。
人間が間違いなく永生するということを知れば、他の人が「罪を犯せ」と言っても、犯さないでしょう。「自分のために生きよ」と言っても、そのようには生きないのです。これが分からなければ、キリスト教を信じても、何の宗教を信じても、絶対に天国に行けません。神様の理想世界に行けないのです。真の愛は、生命を投入しなければならないのです。
② 信仰の道というものが、生きている人生、肉身生活の準備ではなく、永遠の世界の生活のための準備であるという信念さえ持つようになれば、その人は放っておいてもいいのです。
人は時間が立てば立つほど、40歳を超えて50歳を超えるほど、死ぬ日が近づいてくるために、永生の概念について深刻になります。愛というものは、年を取ればとるほど、稀薄になりますが、永生の概念さえ分からせれば、年を取るほどだんだん深刻になるのです。
③ 一生と永生
皆様はできるだけ短く、1年以内に死ぬものと考えて下さい。この短い期間に準備をすべてしなければなりません。そのような概念を持って、できるだけ短く見積もるほど良いのです。短く見積もるほど損をしないのです。短い期間に正しく準備すれば、その内容が自分の永遠の生命の家を建てるのです。それでは、その短い期間に神様を愛してみたでしょうか。神様と一つになって、神様と愛し合いたいのに、愛することが出来なのです。神様は、「愛しなさい!」と言われます。人間の世界で暮らす間、すべての人の中で一人でも神様に紹介するために、24時間、精誠を尽くしてみなさいというのです。そのように生きて死ねば、永遠の生命の主体になるのです。
④ 永生しなければならない理由
神様は、人間をどのような存在として造ったのでしょうか。神様の絶対唯一の価値となる、真の愛の対象者として造りました。これは驚くべき事実です。近頃、人間の生命の価値はどのくらいになりますか。いくらになりますか。そのような無価値な人間ではありません。神様のみ前に、宇宙を与えても取り替えられない高貴な価値、真の愛の相対圏として、男性を造り、女性を造ったという驚くべき事実を知らなければなりません。
⑤ 神様、永生、真の愛を知らなければならない
第1に、神様を知らなければならず、第2に、永生を知らなければならず、第3に、真の愛を知らなければならずなりません。これは投入です。100パーセント以上、投入です。100パーセント以上、投入するところに永生があります。真の愛を持たなければ、永生がありません。永生しない人は神様に出会えないのです。
⑥天国に行くためには祝福の門を通過しなければならない。
統一教会で語る祝福結婚は、堕落した人類にとって必ず行くべき道です。いくら反対しても、霊界と肉界を連結して天国に入っていくべき重大な問題となるのが、この祝福結婚だというのです。今日、一般の宗教を信じる人々は、「救い」と言えば、個人の救いを考えます。よく信じれば、自分は天国に行くと信じる立場です。しかし、本来の神様の理想について見てみれば、天国は一人で行くようにはなっていないのです。
⑦夫婦の霊人体
真の愛の実を結び、その夫婦が霊界に入るようになるとき、神様の永遠なる真の愛の圏に抱かれて、神様と一つの体になるのです。神様と一つになるのです。人は、この地上においてその殻がすべて老いていきますが、夫婦生活をして、真の愛で愛し合えば愛し合うほど、霊人体は美しくなります。
⑧なぜ結婚しなければならないか
皆様の第1の父母は皆様を生んでくれた父母ですが、第2の父母は地球です。この地です。皆様は、皆様の肉身が大きくなれるように、地からその要素を供給されるのです。地が肉親の第2の父母です。第2の父母を経て、第3の父母に帰るのが死です。第3の父母のところには、そのまま行くのではありません。第3の父母のところに帰ろうとすれば、本来の父母だった神様の姿に似なければなりません。ですから、結婚はなぜするのかといえば、神様の姿に似るためにするのです。神様は二性性相としていらっしゃる方として、その二性が合体化した一体的な存在であられ、その神様の分性的人格自体が男性と女性なので、彼らが合成一体化して種のようになり、神様の本性的な位置に帰らなければならないのです。ところが、その種を連結させるためには、真の愛の道理である結婚をしなければならないので、、、、
祝福結婚と永生は、真の父母から始まります。真の父母と真の愛で一体になるというのは、個人、家庭、国家、世界、天宙が完成し、神様の創造理想が完結することなのです。

▲TOP