神日本全国40日原理特別修練会 第20日目「アブラハム家庭2」
愛の世界に入っていくことができるようにしてください
(P1494~1496)
愛するお父様、流れていく歴史の中のあらゆる出来事は、あなたの摂理と関係なく起きることはないのでございます。悲しい歴史の中で、サタンを中心としていたものを克服するための過程において、個人の壁を崩し、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙の壁を崩していかなければならない復帰の運命の道にあることを知らなかったのでございます。この壁を崩すためには、堕落した愛の種が蒔かれ、根を張ったこの世界で、理想的な愛の起源に通じる心情圏を取り戻さなければならないこと、そうしなければ復帰できないことを統一教会の教会員たちは知っております。
イエス様もこのような心情を中心として教えられたことは、「家の者が、その人の敵となるであろう」(マタイ10・36)というものでございました。「わたしよりも父または母を愛する者は、わたしにふさわしくない。わたしよりもむすこや娘を愛する者は、わたしにふさわしくない。また自分の十字架をとってわたしに従ってこない者はわたしにふさわしくない」(マタイ10・37、38)と通告した言葉は、歴史的な宣言でございました。「自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ」(マタイ19・19)とありますので、真の天に侍る立場にいるとすれば、世界が隣人であり、世界を父母様以上に愛することが神様の願いであり、父母様の願いであることを私たちは知っております。
父母に侍る孝子の立場で父母に孝行する心以上の心で全体の兄弟たちを愛する、その子女を天が愛され、すべての相続者の代表として立てようとなさることを知っておりますので、今、この朝、ここに座った統一教会のすべての子女たちは、父母様を絶対的に愛することによってサタンの根を断ち切り、新しい根を下ろせる基盤の上で、人類を父母以上に愛する孝子、孝女の立場を身代わりしなければならないのでございます。そうすることによって、サタンの心情圏と連結されていた天上世界と地上世界のすべての壁を一度に崩し、勝利の覇権をもって天の国を相続するのに恥ずかしくない息子、娘になることをこの時間に宣言いたしましたので、彼らがそのような立場でお父様の祝福を受けるのに不足がないよう、自らの練磨を怠らないようにしてくださることを、切にお願い申し上げます。
父母様と世界を愛することができない者は、天国に入れないことをはっきりと知りましたので、このことを中心として、これと反対のサタン世界があっても、それを愛して消化できる立場をもたなければならないのでございます。そのようにしなければならないことを知りましたので、私がそのような者になるかならないかを試み、実践するときに、家庭教会を中心として一片丹心、忠孝の心情的な道理を備えることを許諾してくださるよう、切にお願い申し上げます。そのようにする者だけが最後の勝利者であり、最後の栄光に同参できる者であり、すべての愛を中心とする相続権をもつ者であり、祝福を受けることのできる立場に立った者であることをはっきりと知り、その道を行くときに、すべてのものを犠牲にして猛進できるよう祝福してください。
この日を立ててくださったことを感謝申し上げます。天上世界の先祖たちと地上世界の人間が塞がった壁を越え、霊界にいるすべての霊人たちが再臨復活の恵沢を受けて解怨成就し、段階によって地上の子孫たちと関係をもっている宗教的な基盤の上に直接的に臨み、実践することを公約し、誓うことができるよう、その世代的な恵沢を神様が強行され、実践できるよう命令し、愛の世界に一方通行で入っていけるよう祝福してくださることを切にお願い申し上げます。許諾された恩賜の時間を感謝申し上げながら、真の父母様のみ名によってお祈り申し上げました。アーヂュ。(1986・2・1)