2018/4/15日曜礼拝
説 教 「霊界の事実と公式」
説教者:車世鍾 教区長
み言訓読
神様は、人間の肉心に直接入っていって人間を全般的に主管したいと思いましたが、人間と直接的な愛を結べないので、間接戦法を通して人間の良心の世界にだんだんと深く臨在していかれて、今まで摂理してこられました。そして、歴史的に大勢の預言者たちが来て神様の愛を体恤し、それぞれが体恤したことを今まで世の中に教え続け、それを受けてだんだんと発展させてきました。それが今までの復帰の歴史でした。ですから、復帰歴史の中心は、神様が愛の復活路程をたどってこられたという結論になるのです。(35-158)
愛によって復活圏が可能です。生命圏によって復活が起きるのではありません。イエス様も、十字架で死んで復活できたのは、人類を愛する心、天の心を通して、人類を超えて未来の最大の理想的な新世界の人類像を慕いながら愛の心をもったので、永存できる復活圏が形成されたのです。(109-272)
しかし、行いの旧約時代が過ぎ、信仰の新約時代が過ぎて、侍る成約時代だけがあるのではありません。旧約時代にも信仰が必要であり、新約時代にも行いが必要であり、侍る生活もすべて必要です。成約時代にも信仰が必要であり、行いが必要であり、みな必要です。それは、蘇生の上に長成があり、長成の上に完成があるのと同じことなのです。それは、離そうとしても離すことのできないものです。(161-218)
真の父母様がこの地上に現れることによって、地獄から地上世界を通って天上世界まで戻っていける道ができました。地獄から地上と天上世界まで通じる道ができたので、皆さんが精誠を尽くせば、霊界と通じるのです。
ですから、地上で私たちが公的な仕事や一つの国の仕事をするのは、一つの国の仕事ではありません。地上の仕事であると同時に、天上世界の仕事を解いていっているのです。地上で恵沢を受け、地上にいる人たちが霊界と関係を結べば、皆さんが霊界に行ったとき、その人たちが、皆さんを中心としてすべて手足となり、どんな活動でもできる基盤になってくれるのです。(268-183)