「平和と幸福の道しるべ自叙伝心の書写大会」開催(陽暦2017年2月24日)
2月24日、清瀬けやきホールにて今年2回目となる書写大会が開催されました。平日にもかかわらず、500名あまりの会場は開演前には満席状態でした。開会宣言後、サックスとピアノのデュオによる「アベ・マリア」、「You Raise Me Up」2曲の心に響く演奏に参加者は時のたつのも忘れて聞き入っていました。
続いて書写の証に移りました。最初に映像で松山支部の婦人の証を視聴しました。書写を実践していくなかで義理の娘との情が通い合うようになったという感動的な証でした。続いて天馬支部の婦人が60代男性会員の証をしました。書写大会には仕事を休んでまでも必ず参加するほどの熱心な会員。ある日大動脈解離が偶然見つかったため手術することになったが無事に手術が成功。その後怪物に襲われる夢を見たが、文鮮明先生の名前を叫ぶと光の中から文先生ご夫妻が笑顔であらわれ怪物が去り明るい光が差し込んで来たという霊的体験などの証があった。そして今月のみ言訓読の後、メインスピーカーの阿部美樹先生による講話が始まり、会場は感動に包まれました。
全体で書写の実践をした後、阿部先生が祝祷され、最後に「手をつなごう」を讃美し、閉会しました。
【阿部美樹先生の講話要旨 】
今月のみ言「愛の刀で苦悩を断ち切る」のなかに含まれている「愛」「刀」「苦悩」の三つのキーワードについて説明します。困難、苦悩がない人はいません。「苦悩」についての捉え方が需要です。松下電器創業者である故松下幸之助氏にある記者が成功の秘訣を聞いたときに、「私は貧しかったからこそ成功しした」「私は体が弱かったからこそ成功した」「私は学歴がなかったからこそ成功した」という有名な言葉があります。すべてを受け止め受け入れていくこと、言い換えると課題は神様が私たちに下さった宿題として受け止めていくことが重要です。成功者は困難、苦悩を不幸だといったり、落ち込むのではなく、受け入れています。苦悩を愛の力で断ちきっていくことが重要です。
「真の愛」とはなんでしょうか?為に生きる愛であり、与えて忘れる愛であり、変わらない愛であり、永遠の愛であり、無条件の愛であり、犠牲の愛であり、純潔の愛であり、全てを受け入れる愛であり、許しの愛であり、より全体を優先する愛だと言えます。それは神様の永遠、不変、唯一、絶対という性質に似ています。人間は神様に近づく為に生きていると言えます。
「刀」とは?「切る」「分立」「分別」幸福な人は自分の写真を断ち切る人です。「憎しみの刀で人を断ち切る」人もいるかもしてませんが、それでは大変なことになってしまいます。人間は大変な環境に置かれると人や環境を断ち切りたくなります。不幸な人生は人や他人を断ち切る人です。孤独な生き方になってしまいます。愛の刀で相手ではなく自分の心を断ち切って、愛の行動をなすことで、喜びは花咲いて実っていきます。
夫婦関係、親子関係、仕事でうまくいかなかったすると断ち切りたくなる思いが強くなるけれども、その時ほど、真の愛で受け入れていく私たちになっていきましょう。